というように表現します.
で表されます.また,"sci"は
となります.しかし,もし今いる場所(カレントディレクトリという)が"suita" の場合,例えば"../../"はルートディレクトリを表すようになり,カレントディレクトリ の場所によって,指す場所が変わってしまいます.
私(login 名 ks-008hm)のpublic_htmlディレクトリがwwwで公開されていたとします.
そして,public_htmlの中には,index.html,mypage.html,の2つのファイルとmydataの1つのディレクトリ
があるとします.
また,mydataディレクトリには,mypage2.htmlとgraph.jpgの2つのファイルがあったとします.
このとき,それぞれのファイルやディレクトリのURLは
ファイル&ディレクトリ名 | URL |
---|---|
public_htmlディレクトリ | http://webserver/~ks-008hm/ |
index.html | http://webserver/~ks-008hm/index.html ただし,http://webserver/~ks-008hm/と省略可 |
mypage.html | http://webserver/~ks-008hm/mypage.html |
mydataディレクトリ | http://webserver/~ks-008hm/mydata/ |
mypage2.html | http://webserver/~ks-008hm/mydata/mypage2.html |
graph.jpg | http://webserver/~ks-008hm/mydata/graph.jpg |
さて,index.htmlからみれば,mypage.hmlは同じディレクトリ(public_html)内にあります.
したがって, index.html からは, mypage.htmlを< a href="mypage.html"> で参照できます.
同様に, mypage.html からは, index.htmlを< a href="index.html"> で参照できます.
index.htmlからみれば,同じディレクトリ(public_html)内にあるmydataディレクトリの中にmypage2.hmlが存在します.
したがって, index.html からは, mypage2.htmlを< a href="/mydata/mypage.html"> で参照できます.
mypage.html からも, mypage2.htmlを< a href="/mydata/mypage.html"> で参照できます.
mypage2.htmlからみれば,同じディレクトリ(mydata)の外にmypage.hmlが存在します.
したがって, mypage2.html からは, mypage.htmlを< a href="../mypage.html"> で参照できます.
../ は一つ外のディレクトリを意味します.
相対的なパスを用いるメリットは,ファイル等をディレクトリごと他のディレクトリへコピーしても,そのまま動作することです!!
できるだけ,相対的なパスを用いましょう.
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