choreonoidのRobotInterfaceプラグイン等で発行された動作命令をwindowsで処理するスクリプト
hrgPlugin内のRobotModels/HIRO/NextageInterfaceWindowsにあります。
動作にはOpenRTM(http://www.openrtm.org/openrtm/ja/content/openrtm-aist-official-website )が必要です。
・インストール方法
http://www.openrtm.org/openrtm/ja/node/5768 ページ中のパッケージ->WindowsインストーラからpythonとOpenRTMのパッケージをダウンロードします。
(既にpythonがインストールされている場合は、pythonのbitに合わせたOpenRTMをダウンロードします。)
Pythonをインストールし、OpenRTMをインストールします。
・使用方法
1.ネームサーバ起動 : NextagetIntefaceマシン(Windows)
[スタート]->[すべてのプログラム]->[OpenRTM1.1]->[Tools]->[Start Python Naming Service]をクリックしネームサーバが起動します。
2.HiroNXProvider起動 : NextagetIntefaceマシン(Windows)
エクスプローラを起動し、NextageInterfaceWindowsのフォルダへ移動します。HiroNXProvider.pyをダブルクリックし起動します。
3.choreonoid起動 : choreonoid操作マシン(Linux)
choreonoidがインストールされているディレクトリにrtc.confを編集します。(ない場合は作成してください)
corba.nameserversの行に、windowsマシンのIPアドレスを設定してください。
corba.nameservers: "windowsマシンのIPアドレス":2809
ターミナルを立ち上げ、choreonoidがインストールされているディレクトリへ移動し、bin/chorenoidとコマンドを入力choreonoidを起動します。
4.RTコンポーネント接続 : NextagetIntefaceマシン(Windows)
RTコンポーネントの接続はRT System Editor RCPを使用します。基本的な使用方法はhttp://openrtm.org/openrtm/ja/content/rtsystemeditor-110 を参照してください。
[スタート]->[すべてのプログラム]->[OpenRTM1.1]->[Tools]->[RTSystemEditorRCP]をクリックすると、RT System Editor RCPが起動します。
メニューからFile->Open New Sytem EditorをクリックするとSystem Dialogが表示されます。
左側にName Service Viewタブがあります。ネームサーバが正常に起動されていれば127.0.0.1もしくlocalhostのアイテムが表示されているので、その左側の三角形をクリックしツリーをすべて表示します。
HiroNXProverとChoreonoidが正常に起動されていれば、HiroNXProvider0|rtcとArmController0|rtcが表示されます。それぞれをSystem Dialogにドラッグします。
次に下記のポートのペアを接続します。
HiroNXProvider0|rtcのHiroNXポートとArmController0|rtcのHiroNXポート
HiroNXProvider0|rtcのHIROポートとArmController0|rtcのHIROポート
最後にAll Activateボタン(ツールバーの緑の三角形)をクリックしRTコンポーネントをアクティブにします。
5.動作
Choreonoidで動作生成を行い、Interfaceツールバーの"Move"ボタンをクリックすると生成した動作(関節角度等)がWindows上のHiroNXProviderのコマンドプロンプトに表示されます。
linux用(RobotModels/HIRO/NextageInterface)と異なるのはHiroNXManipulator.pyのみです。
HiroNXManipulator.pyにgoInitial等が呼ばれときに表示する処理が記述されていますので、これを所望の処理に変更して使用してください。